裏ギフト
監視カメラ
夕方仕事から帰ってきたお母さんに翔真の考えた言い訳を説明すると、以外とアッサリ泊まることを了承してくれた。
前回泊まりに来たときから翔真の印象はとても良かったようで、お母さんのお気に入りになっているようだった。
あたしはそんな翔真の演技に呆れながらも、自室でギフトが送られてくるのを待っていた。
「そろそろ犯人の目星はついたのか?」
窓辺に座っている翔真にそう聞かれ、あたしは左右に首をふった。
「考えれば考えるほどわからなくなる。全員が怪しく見えてくる」
正直に、そう言った。
すると翔真はおかしそうに笑って「君の脳味噌じゃ無理だろうな」と、言った。
そんな毒舌にも、今は反論する元気もなかった。
ここまでしてギフトが見たいと思う翔真の気持ちは、正直理解できない。
「翔真は犯人の手掛かりでも掴んだの?」
「まぁ、ある程度見えてきたかな」
「本当に!?」
あたしは思わず翔真へ駆け寄る。
前回泊まりに来たときから翔真の印象はとても良かったようで、お母さんのお気に入りになっているようだった。
あたしはそんな翔真の演技に呆れながらも、自室でギフトが送られてくるのを待っていた。
「そろそろ犯人の目星はついたのか?」
窓辺に座っている翔真にそう聞かれ、あたしは左右に首をふった。
「考えれば考えるほどわからなくなる。全員が怪しく見えてくる」
正直に、そう言った。
すると翔真はおかしそうに笑って「君の脳味噌じゃ無理だろうな」と、言った。
そんな毒舌にも、今は反論する元気もなかった。
ここまでしてギフトが見たいと思う翔真の気持ちは、正直理解できない。
「翔真は犯人の手掛かりでも掴んだの?」
「まぁ、ある程度見えてきたかな」
「本当に!?」
あたしは思わず翔真へ駆け寄る。