裏ギフト
☆☆☆

それからあたしは永遠にメールをして、今日もバスケ部の練習がある事を知った。


３年生の先輩たちがそろそろ引退するから、自分たちの実力をしっかりと見せてあげるのだそうだ。


あたしは永遠の先輩想いの所も大好きだ。


朝食をサッと済ませ軽く化粧をし、今朝選んだ可愛い服を着たあたしはウキウキと一階へ下りて行った。


「あら、出かけるの？」


階段を下り切った時に丁度玄関が開き、お母さんが返って来た。


「うん。ちょっと学校に行ってバスケ部の見学してくる。掃除と洗濯は終わらせてあるから」


「あら、ありがとう。気をつけて行って来なさいよ」


「はぁい」


あたしはお母さんに手を振り、自転車にまたがった。
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