裏ギフト
「そう。キーホルダーやストラップにはなってなくて、ポンポンの部分だけが送られてきたの」
「それってプレゼントってこと?」
初がそう聞いてくる。
あたしは首を左右にふって「わからない」と、答えた。
「でも、何かを誰かに送るっていうのは、お世話になっていますっていう合言葉みたいなものだよね?
誕生日プレゼントとかじゃなければ、お礼の意味になると思うんだけど」
つぐみはそう言う。
「そうだね。でも、相手の名前や住所は書かれてなかったんだよね」
「なにそれ、相手がわからないってちょっと気持ち悪いね」
つぐみがそう言い、眉をよせた。
そう。
あたしもそう思っていた。
相手がわからないからこそ、永遠からだったらいいなぁなんて、考えたりした。
「それってもしかして侑理のファンからの贈り物なんじゃない?」
初がハッと閃いたような表情をしてそう言った。
「それってプレゼントってこと?」
初がそう聞いてくる。
あたしは首を左右にふって「わからない」と、答えた。
「でも、何かを誰かに送るっていうのは、お世話になっていますっていう合言葉みたいなものだよね?
誕生日プレゼントとかじゃなければ、お礼の意味になると思うんだけど」
つぐみはそう言う。
「そうだね。でも、相手の名前や住所は書かれてなかったんだよね」
「なにそれ、相手がわからないってちょっと気持ち悪いね」
つぐみがそう言い、眉をよせた。
そう。
あたしもそう思っていた。
相手がわからないからこそ、永遠からだったらいいなぁなんて、考えたりした。
「それってもしかして侑理のファンからの贈り物なんじゃない?」
初がハッと閃いたような表情をしてそう言った。