裏ギフト
「これさ、ウサギの耳のウサギのシッポに見えるよね」
つぐみがそう言い、あたしは頷いた。
実はあたしもそう思っていた。
白い毛玉だけだと何が何だかわからなかったけれど、今日ウサギの耳が届いた事で、この毛玉はウサギのシッポなんじゃないかと思ったのだ。
「でも、ウサギのパーツだけ届くっておかしいよね? ウサギのぬいぐるみが送られてくるなら、わかるけど」
初が珍しくまともな発言をする。
「もしかして、パーツが全部届いた後組み立てていくオモチャだったりして」
「そんなの聞いた事ないよ」
あたしはため息を吐き出し、送られてきたものをカバンにしまった。
やっぱりこの2人に相談してもなにもわからない。
そう思い、再び結香の話題に話を戻したのだった。
つぐみがそう言い、あたしは頷いた。
実はあたしもそう思っていた。
白い毛玉だけだと何が何だかわからなかったけれど、今日ウサギの耳が届いた事で、この毛玉はウサギのシッポなんじゃないかと思ったのだ。
「でも、ウサギのパーツだけ届くっておかしいよね? ウサギのぬいぐるみが送られてくるなら、わかるけど」
初が珍しくまともな発言をする。
「もしかして、パーツが全部届いた後組み立てていくオモチャだったりして」
「そんなの聞いた事ないよ」
あたしはため息を吐き出し、送られてきたものをカバンにしまった。
やっぱりこの2人に相談してもなにもわからない。
そう思い、再び結香の話題に話を戻したのだった。