オレンジの記憶



「ってか!秋斗いつの間に彼女なんて出来たの!!」


よくよく考えると女の子大好きで浮気なんて当たり前1人の子を秋斗が選ぶなんて!


「一つ上の先輩?すっげぇ美人だし、優しいし、弓道部の新主将だしさ」


そう秋斗が嬉しそうに話す


「へー珍しい事もあるもんなのね」


雪が少しバカにしたように言う


「俺今回は初めてマジになったんだよね」


そう言う秋斗は確かにいつもと違っていた


「夏休み明けたら別れてるだろ」


そういう春稀に賛同するかの様に

「そーそーどうせ秋斗の事だしやっぱり俺は1人に絞るなんて無理だー!とか言ってそうだし」


「確かに」


冬馬の意見に私も雪も賛同した。


「お前らなー」


またみんなが笑い始める


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