オレンジの記憶


「ありがとうございました」



「おい、帰るぞ」


そう言って店を出ようとする春稀の
後を少し小走りでついて行く


すると何故か春稀も走り始める



「え?ちょっ春稀?何で走ってんの?」


兎に角私は走る春稀を追いかける



「バカ春稀ぃ〜〜」



そう言うと春稀は足を止める






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