○○×△△
一時間目
登場人物
片切葉月, 渡辺新(?), 中山真南。以下は他で紹介します。
私は、友達に貸してもらったCDを聴いていた。
「誰が演奏しているんだろう。きれいな音色。」
私はCDの裏を確認した。
「前薗懃?誰だろう。聞いたことないな。もしかして、シークレットかなぁ?」
私はすぐに前薗懃のファンになった。私はそれから前薗懃のCDばかり集めるようになった。
ある日、友達とデパートに行ったときだった。壁にバーンと貼り出されていたポスターに私は釘付けになった。
『7月7日開催。(秘)ミュージシャン来日、七夕パーティー。片山タツキ, 山村レン, 前薗懃。以上のミュージシャン出席。』
「あー!ぎぎぎ、懃さまぁ~。」
ついに私は近くにあった階段から転げ落ちた。
「どうしたの!葉月、大丈夫!?」
「懃さまぁ~…!」
「..... 大丈夫... ?」
「懃様来日。エヘヘヘヘ。」
「どうしよう。」
そして、パーティー当日。私は懃を探していた。
「ぎ、懃様帰っちゃったの. ..... ?嘘だ、そんな。」
「ねぇ、誰さがしてんの?」
若い男性に話しかけられた。
「あ、あの、前薗懃さんを探しているんですけど。」
「あー、俺知ってる。でも、懃なら帰ったよ。」
「えー!そそ、そんな~…。」
私はがっくりと肩を落とした。
「それより、お前の名前は?」
「片切葉月..... です。」
「俺、渡辺新。ねぇ、外に行って外の席取ろうよ。ジュースおごるよ。」
「..... はい。」
「あんた、そんなに前薗懃が好きなのかよ。」
「だっで、だっで。」
「ほら、ジュース。元気出せよ。」
グスッ、グスッと私はまだ泣いていた。
「子どもかよ。」
「まだ17歳だもん。子どもだもん。新さんは何歳なんですか?」
「20。この前成人式終わったばっか。」
「三歳も離れてる。もう少し若いかと思ってた。」
「どーもね、いつも言われる。」
新はすごく明るい人で、私は気に入った。いつも私を笑わせてくれる。
「新さん、今度の夏祭り行きません?」
「いいじゃん、いいじゃん。行こーぜ。楽しそう。それから、敬語じゃなくていいから。」
「で、でも、新さん年上ですし..... 。」
「気にすんなって、でーしょーぶ、でーしょーぶ。(大丈夫、大丈夫、)」
「あ、新は、何処出身なの?」
「ふ、ふふふふふふ!」
「そこ笑う?」
「いや、葉月の顔..... !真っ赤っか!」
「で!何処出身なの!?」
「とーきょ!(東京!)」
「へえ。」
「そう言う葉月はどうなのさ。」
「広島。」
「ドカーン?」
「は?」
「いや、何でもない。」
「よくわかんないけど、面白い。ていうか、新って何でそんなに面白いの?」
「知らん。生まれつきかも。」
「ふーん。」
「もうこんな時間。そろそろ葉月帰らなきゃいけないよな。」
「別に。1人暮らしだし、帰る時間なんて決めてない。」
「じゃあ、家来てよ。俺も1人暮らしだから寂しいんだよ。お願い、一生のお願い!」
「行く、行く。そう言われなくても行くし。」
「やった!ラッキー!」
そうして、私は新の家に泊まることにした。
片切葉月, 渡辺新(?), 中山真南。以下は他で紹介します。
私は、友達に貸してもらったCDを聴いていた。
「誰が演奏しているんだろう。きれいな音色。」
私はCDの裏を確認した。
「前薗懃?誰だろう。聞いたことないな。もしかして、シークレットかなぁ?」
私はすぐに前薗懃のファンになった。私はそれから前薗懃のCDばかり集めるようになった。
ある日、友達とデパートに行ったときだった。壁にバーンと貼り出されていたポスターに私は釘付けになった。
『7月7日開催。(秘)ミュージシャン来日、七夕パーティー。片山タツキ, 山村レン, 前薗懃。以上のミュージシャン出席。』
「あー!ぎぎぎ、懃さまぁ~。」
ついに私は近くにあった階段から転げ落ちた。
「どうしたの!葉月、大丈夫!?」
「懃さまぁ~…!」
「..... 大丈夫... ?」
「懃様来日。エヘヘヘヘ。」
「どうしよう。」
そして、パーティー当日。私は懃を探していた。
「ぎ、懃様帰っちゃったの. ..... ?嘘だ、そんな。」
「ねぇ、誰さがしてんの?」
若い男性に話しかけられた。
「あ、あの、前薗懃さんを探しているんですけど。」
「あー、俺知ってる。でも、懃なら帰ったよ。」
「えー!そそ、そんな~…。」
私はがっくりと肩を落とした。
「それより、お前の名前は?」
「片切葉月..... です。」
「俺、渡辺新。ねぇ、外に行って外の席取ろうよ。ジュースおごるよ。」
「..... はい。」
「あんた、そんなに前薗懃が好きなのかよ。」
「だっで、だっで。」
「ほら、ジュース。元気出せよ。」
グスッ、グスッと私はまだ泣いていた。
「子どもかよ。」
「まだ17歳だもん。子どもだもん。新さんは何歳なんですか?」
「20。この前成人式終わったばっか。」
「三歳も離れてる。もう少し若いかと思ってた。」
「どーもね、いつも言われる。」
新はすごく明るい人で、私は気に入った。いつも私を笑わせてくれる。
「新さん、今度の夏祭り行きません?」
「いいじゃん、いいじゃん。行こーぜ。楽しそう。それから、敬語じゃなくていいから。」
「で、でも、新さん年上ですし..... 。」
「気にすんなって、でーしょーぶ、でーしょーぶ。(大丈夫、大丈夫、)」
「あ、新は、何処出身なの?」
「ふ、ふふふふふふ!」
「そこ笑う?」
「いや、葉月の顔..... !真っ赤っか!」
「で!何処出身なの!?」
「とーきょ!(東京!)」
「へえ。」
「そう言う葉月はどうなのさ。」
「広島。」
「ドカーン?」
「は?」
「いや、何でもない。」
「よくわかんないけど、面白い。ていうか、新って何でそんなに面白いの?」
「知らん。生まれつきかも。」
「ふーん。」
「もうこんな時間。そろそろ葉月帰らなきゃいけないよな。」
「別に。1人暮らしだし、帰る時間なんて決めてない。」
「じゃあ、家来てよ。俺も1人暮らしだから寂しいんだよ。お願い、一生のお願い!」
「行く、行く。そう言われなくても行くし。」
「やった!ラッキー!」
そうして、私は新の家に泊まることにした。