smile
♥×1
「あっちぃ~あぁ~」
スカートをパタパタさせる私。
「ねぇ侑愛おっさんみたい...やめなよ笑」
私は中嶋 侑愛 高2。この性格と150cmもない身長のせいであだ名はチビかおっさん。
華のダンス部だっていうのに...
「もぅそんなの開き直ったよ笑」
誰に何をされても動じないこの女子力のなさ。もちろん恋愛なんて無縁です。
「侑愛、お弁当食べよ?」
そう言ってクラスに入ってきたのは私の友達の宮森 優莉。ダンス部に入ってから仲良くなって今では何でも相談出来る仲。
「優莉~!今日も階段行きますかぁ」
優莉と廊下を歩いていると
「おいチビw相変わらずだな笑」
男子たちにからかわれる
「うるさいなぁチビで悪かったなぁ笑」
こんなこと日常茶飯事だ笑
「優莉って本当に可愛いよね。
スタイルいいし白いし顔も小さい。」
「そんなことないよ。侑愛だって...
小さいじゃん笑」
「優莉まで~笑笑」
「あ、今日の部活さなんの曲やろうかな。
そろそろ新しいグループ作らないとだよね。」
優莉は小さい頃からダンスをしてたので2年になって頼れる部長になった。
「新しいグループかぁ。誰となっても私は身長で目立つからな~笑」
「確かに笑 ある意味長所だね!」