冬の約束

「着きました。ここが、華月様のお部屋でございます。中に入ってお待ちください。」

「ありがとうございます。」

私はぺこりと頭を下げた。

ガチャ

中に入ると、シンプルだけど少し可愛い小物がある部屋だった。
私の部屋は、シンプル過ぎだったから、この部屋は可愛いと思う.....私からしたらだけど。
有蔭さんは、中央の扉を開けた。

奥の部屋は寝室で、真ん中の大きいベットでしんどそうな女の子が寝ていた。

「あの子は??」

「運動バ....華月様でございます。隣のソファに座ってお待ちください。」

有蔭さん、運動バカって言いかけてませんでしたか!?
けれど華月さんを気遣ってか、声の大きさを落として私に言った。
有蔭さんは部屋を出ていった。

なんか、急展開すぎて、従うことしか出来なかった....
もう少しかかりそうだし、頭の中でも整理しよ。

< 26 / 50 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop