きみはアイドル
「よし、じゃあ決まり!俺も明日からテストまで毎日朝早くから来るようにするから…一緒に頑張ろ。」
「はい!」
麻結がそう言って満面の笑みを浮かべると、
…っ…やばい…にやける…
嬉しすぎる展開に、思わず口元が緩む。
少しずつだけど前に進んでいってる気がする。
朝の本当にひと時
時間は短いけど
2人だけの時間は幸せな気持ちで満たされていた。
こうやって思ってるのは俺だけだって事が辛いけど…いや、でも
いつかはーーーーー
☆★☆★☆★☆
そんな時だった。
この言葉に衝撃を受けたのは。
「俺…ツアー終わったら、事務所を辞めようと思う。」