きみはアイドル
今までずっとグループでやってきた。
ここまでくるだけでも色々あったし、メンバーが欠けたりもした。
…正直、結構堪える事もあった。
でもやっぱ大切な場所だし、ここで頑張っていきたいと思ってた。
だけど…
…他のメンバーの人気を出すため…か。
俺はBirthに要らないってこと?
…これでもBirthの一員として頑張ってきたつもりだったんだけどな…
あぁー……
また深いため息が溢れる。
功の事もあるのに…俺がこんなんじゃ…ダメだ…
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そして翌日。
あー、また一睡も出来なかった。
俺は眠い目を擦りながら学校へ向かった。