きみはアイドル



今までずっとグループでやってきた。



ここまでくるだけでも色々あったし、メンバーが欠けたりもした。



…正直、結構堪える事もあった。



でもやっぱ大切な場所だし、ここで頑張っていきたいと思ってた。




だけど…




…他のメンバーの人気を出すため…か。



俺はBirthに要らないってこと?



…これでもBirthの一員として頑張ってきたつもりだったんだけどな…




あぁー……


また深いため息が溢れる。



功の事もあるのに…俺がこんなんじゃ…ダメだ…




☆★☆★☆★☆



そして翌日。



あー、また一睡も出来なかった。



俺は眠い目を擦りながら学校へ向かった。





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