きみはアイドル
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そうして、お昼を食べ終わり
私が仕事に行く時間に。
「あぁー…もう行っちゃうのか〜。麻結お仕事頑張ってね!」
「うん、ありがとう!美波ちゃん。」
近くの駅まで一緒に来てくれた美波ちゃんと一輝先輩。
裕也先輩は…普通科の先輩をとどまらせている…らしい。
「でも、こんなところまで送ってもらわなくてもよかったのに…なんだか悪い。」
「いいのいいの!私が勝手に付いてきただけだから!」
笑顔で答える美波ちゃんと、その隣りで頷く一輝先輩。
や、優しい…
「ありがとうございます…じゃあ、行ってきます!」
そう言って振り返り、少し歩き出すと
「あ…麻結、ちょっと待って!」
…え?