きみはアイドル



うわぁあぁ…?!
やばい、絶対変に思われた…!!


だってあの時はまだ一回会った人、くらいの感覚だろ?!実際、昔の事を覚えて無いなら間違いじゃないし…!




…まぁ、正確に言うと
ただ見てただけじゃなくて、目で追ってたって感じだったけど…




俺がそんな感じで1人焦っていると、



「そうですかね…。でも私体力無いですし、そんなに…。それなら一輝先輩だって、あの日しか見てないですけど…バレー上手いなって思ってたし、運動神経いいんじゃ…」




と、麻結はそこまで言うとハッとした表情になり
口をおさえた。



その行動に不思議に思った俺も、あることに気が付いて驚いた。



…え?




見てたって…言った?




って…俺のこと、を??!









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