天敵なキミに恋をした
その言葉に全力で拒否する。
「私はりりちゃんや相沢くんと違って頭悪いから勉強とか無理無理!」
「頭悪いならなおさらやれよ。」
相沢くんは呆れたようにそういう。
「だって勉強してもわかんないんだもん…」
ちなみに去年の期末、赤点取りましたが何か。
「ふーん…じゃあ、教えてやろうか?」
相沢くんは少し考えてからそういった。
「え。別にいいよ。相沢くんといるときに勉強なんてやりたくない。」
私がそう言うと相沢くんはため息をついた。