天敵なキミに恋をした




もしも、もう一度サックスを始めたらあの人はどう思うのだろうか。




あー、頭痛い。



あの頃を思い出すと頭痛と吐き気がする。




でも、やっぱ俺サックス好きだ。



今日吹いて思い知らされた。




もういちど、部活に入ってみんなとやりたい。


他の人の音と俺の音を合わせたい。




それで綺麗なハーモニーを作りたい。





「お待たせ。」





楽器が置いてある隣の部屋から、アイツがいる部屋へと戻る。




この部屋は防音で昔はよく楽器を吹いてたりした。



でも最近なかったから入るの久々だった。




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