天敵なキミに恋をした
天才サックス奏者
次の日。
「相沢くん、おはよ。」
朝学校に行き、相沢くんに挨拶をする。
「あぁ…おはよう。」
相沢くんはそう言ってしばらく考えこむように俯く。
どうかしたのだろうか。
「なぁ、神崎……いや、やっぱなんでもない。」
へ?本当にどうしちゃったの?
それから、休み時間とかも相沢くんは私に話しかければなんでもない。を繰り返していた。