天敵なキミに恋をした




「だから、俺のいちばん好きで大切な人は神崎だよ。」




相沢くんはそう言って微笑む。




その言葉に私は真っ赤になってその場に座り込む。





「…っ、私も相沢くんのこといちばん大好きで大切…っ!」




私がそう言うと相沢くんは私の眼の前に座る。




「ここって、あれだよな。俺が告白したり、喧嘩したときに仲直りした場所だよな。」





相沢くんにそう言われ、私もハッとする。




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