天敵なキミに恋をした
相沢くんはそれに気づき、みんなを睨む。
「きゃー、お兄ちゃんが怖いー。」
「奏多、怒るなって。とりあえずそろそろ休憩しよーぜ。」
「詩音、お昼そろそろ食べるけど何食べる?」
「む、無理やりキスしたのか?奏多!」
本当、このメンバーは賑やかで楽しい。
「あーもうっ!邪魔しやがって!神崎、行くぞ!」
「うんっ!」
元気よく返事して相沢くんの手を握る。
「ったく、次はふたりで来ような。」
相沢くんのその言葉に頷くと朝山くんがからかい、美希ちゃんがそれを阻止して、
優多さんが相沢くんの心配をしてて、りりちゃんがそれに苦笑しながら答えている。
みんな、本当大好き。
「神崎、ちゃんと俺についてこいよ。おまえ一人だといろいろ心配。」
「いろいろってなによー!もーひどいなぁ。」
「おまえが可愛すぎるって意味だよバカ。」
本当、私は相沢くんが大好きだ。
天敵なキミに恋をした
END