天敵なキミに恋をした
好きだって気づいてから私なんかおかしい。
いつも通り接したいけど緊張して無理だし……
そう思ってると救いの神が現れた。
「詩音、顔真っ赤じゃん。まさか相沢、手、出したの?」
りりちゃんだ。
「はぁ?出してねぇよ、なんで俺が出すんだよ。」
「いや、鈍感すぎる詩音にムカついて襲ったのかと…」
「そっ、そんなことしねぇよ!」
相沢くん…かっこいいな……容姿も才能も性格も全て。
でもこれ以上見ていると私の心臓が壊れそうだ。
ボーッとそんなことを考えていると目があった。