天敵なキミに恋をした




「当日、メイクしてあげるからね。」



「ふぇっ⁉︎そ、それはさすがに…!」



「髪の毛もアレンジしてあげるし。」




なんだか楽しそうなりりちゃん。




「ふふ、相沢が好きなんでしょ?それくらいは頑張らなくちゃ。ね?」




りりちゃんはそう言って微笑む。



そう、だけどさ……



「メイクとかお手柔らかに頼みます…」




私がそう言うとりりちゃんはまたクスクスと笑いだすのだった。




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