1周まわって、好きかもしれない。


私は景ちゃんの彼女になって、恭介は河谷さんの彼氏になって。



そうしたら私と恭介は今まで通りみたいに、お互いの部屋に行ったりはしなくなるのかもしれなくて。




恭介が河谷さんに優しく笑ったり、触れたり、そんなのー…。








「…だって恭介は河谷さんが好きじゃん」






「え?」


「だったら答えなんて、知りたくないもん…」







悩む私を見て、穂果は少し驚いた顔をした。





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