1周まわって、好きかもしれない。



謝りに行こうか、と悩んでいると、急になったスマホの着信音。


凛子からの通話で、慌てて電話に出る。





『あのね、恭介』


「ごめん、凛子!」


『違うの、あのね、嫌だったわけじゃなくてね!


…ドキドキして、びっくりしちゃっただけで…嫌じゃないから!』



「え…」





なにそれ、なんだそれ。


…可愛すぎる、だろ。





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