不安定な俺の彼女
今だって学校に通っているのと同じ。
会社という学校よりも数百倍もめんどくさい箱だ。
優しい人だっている。
そりゃ、怒ってくれる人だっている。
でも、息苦しさはかわらない。
嫌いになれないけど好きでもない。
心地よくはない。ずっといたいとも思わない、だけど行かないといけない所。
いやいや行っているわけでもないんだけど、好きじゃないだ。

仕事にはなれた。
だけど、孤独なのには変わらない。
浅く広く付き合うのが得意になってしまった。
きょくりょく、関わらないように。
でも、関係は築いておく。
自分が生きる上でひつようだとおもうから。
心は独りぼっちのまま。
だれにも、心をひらけないまま。
これで、いいと思う。
これが今の私の限界なのだから。

笑っていれば大丈夫。



嗚呼、今日は雨なんだ。
折りたたみ傘を出した。

雨の日のその重たい感じが結構好きだったりする。

昔から変わり者って言われてたし、こんなことは人に言えないけど。

暗闇とかそういった負のものは、孤独だから優しい。
私にとって、そういった嫌われるものは仲間って感じなんだと思う。
だから、優しくて、暖かくて好きなのだ。
雨だって、雷だって、存在を頑張って主張して見てもらおうと努力して、それが報われないだけなんだ、とおもってしまう。
そんなの、私の勝手な妄想なんだけど。
なんとなく、自分に似ている気がするから。
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