不安定な俺の彼女
誰もいない、所にいこう。

誰もいなくて、私がいてもいい場所。

煙草が吸いたくなった。ただそれだけ。
依存はしてない。
たまに吸いたくなるだけ。
吸って、そーゆう気分に浸かりたいだけ。 ただそれだけ。
高校の頃から。
私は高校生のころから喫煙者。
たかい煙草かって、そーゆかんじの連中とつるんで。
楽しいからいいやみたいな、そんな馬鹿みたいな一時の感情に振り回されていた頃。
その頃は、いつも誰かといた。でも、やっぱり、一人ぼっちだった。
外見だけ、沢山の人をかこんで、馬鹿みたいにたのしいふりして。
煙草を吸うと思い出す。
その頃のことを。
匂いとか、煙を肺に入れる感じとか、そーゆのが全部プレイバックされて、脳に再生される。
懐かしいとも思うし、思い出したくないともおもう。
複雑ってかんじ。

雨と、風のせいでライターの火が消される。
手でライターを覆って煙草に火をつけた。

メンソール煙草の口にくわえたときのスースーする感じ。
嗚呼、立ち止まってるなって、おもった。
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