幾年時紀
だけど、僕にそれを聞くことはできなかった。
必死に守ろうとしているみたいて、それを壊すだなんて、僕にはできない。
ただ、彼女の声に耳を傾けよう。
『ここは。ね。【忘れられた土地】なの』
『は?……え?』
いやいやいやいや!
耳を傾けるだなんていったけども、そんな事言われたら反応しちまうよ……ええ。
『【忘れられた土地】……?』
瞬間、心は暗い表情をした。
聞かない方が良かっただろうか。
『……えぇ。ここは、【忘れられた土地】住人はおろか、人なんて私しかいないわ。
いえ、私はひとではないかもしれない』
心はそういった。
僕には理解出来ない。
人じゃない?
心が?
そんなわけがない。
『心?僕はさっき、心の髪を触れたよ?心は、人じゃないの?』
僕の言葉に心は、くるしそうな顔をした。
必死に守ろうとしているみたいて、それを壊すだなんて、僕にはできない。
ただ、彼女の声に耳を傾けよう。
『ここは。ね。【忘れられた土地】なの』
『は?……え?』
いやいやいやいや!
耳を傾けるだなんていったけども、そんな事言われたら反応しちまうよ……ええ。
『【忘れられた土地】……?』
瞬間、心は暗い表情をした。
聞かない方が良かっただろうか。
『……えぇ。ここは、【忘れられた土地】住人はおろか、人なんて私しかいないわ。
いえ、私はひとではないかもしれない』
心はそういった。
僕には理解出来ない。
人じゃない?
心が?
そんなわけがない。
『心?僕はさっき、心の髪を触れたよ?心は、人じゃないの?』
僕の言葉に心は、くるしそうな顔をした。