ホオズキ少女の嘘
私は昔から、運動が好きで、特にバレーボールが得意だった。
でも、中学に入った位から身長は高いほうだったんだけど、どんどん抜かされてって、
3年生の時にはレギュラーにも入れなくなった。
だから、高校は諦めてたんだけど、男子の方でマネージャーを募集してるってきいて、みっちゃんと入ったんだっけ。
男子バレー部は、楽しかった。
先輩は優しいし、みっちゃんと一緒に仕事するのは楽しかったし、友達も増えた。
そしてなにより、陸に出会えたから。
バレー部入ってよかったなあって。
思って…たんだけど。
もう見れないのかあ…
伝えたら入院…か。
…伝えなきゃいけないんだよね。
じゃあ、バレー部を辞める。そうみんなに伝えよう。
今週で辞める。その決心をした私は、いつも通りマネージャーの仕事をするのだった。
―――
そして、部活終了後。
「み、みんな集まってください!」
みんな不思議そうに集まってくる。
「みんなに話さなきゃいけないことがあります。」
2,3年生は察しがついたらしく、真面目な顔になった。
「私は、今週いっぱいでバレー部のマネージャーを辞めます。」
周りがざわつく…。
「2,3年生は知ってると思うんですが、1年生にも説明します。」
やらなくちゃ。ここで。楽しかった日々に幕を閉じる準備を。
でも、中学に入った位から身長は高いほうだったんだけど、どんどん抜かされてって、
3年生の時にはレギュラーにも入れなくなった。
だから、高校は諦めてたんだけど、男子の方でマネージャーを募集してるってきいて、みっちゃんと入ったんだっけ。
男子バレー部は、楽しかった。
先輩は優しいし、みっちゃんと一緒に仕事するのは楽しかったし、友達も増えた。
そしてなにより、陸に出会えたから。
バレー部入ってよかったなあって。
思って…たんだけど。
もう見れないのかあ…
伝えたら入院…か。
…伝えなきゃいけないんだよね。
じゃあ、バレー部を辞める。そうみんなに伝えよう。
今週で辞める。その決心をした私は、いつも通りマネージャーの仕事をするのだった。
―――
そして、部活終了後。
「み、みんな集まってください!」
みんな不思議そうに集まってくる。
「みんなに話さなきゃいけないことがあります。」
2,3年生は察しがついたらしく、真面目な顔になった。
「私は、今週いっぱいでバレー部のマネージャーを辞めます。」
周りがざわつく…。
「2,3年生は知ってると思うんですが、1年生にも説明します。」
やらなくちゃ。ここで。楽しかった日々に幕を閉じる準備を。