ホオズキ少女の嘘
大嫌いな世界にさよなら。7月
数日後、いろんな人が面会に来てくれた。
それでも、声は出なかった。
みっちゃんを前にしても、話したいことを話せないで…
陸とも話せない…でも、今日陸はお花を持ってきてくれた。
松葉牡丹。花言葉は、可愛さ、無邪気。
夏来みたいな花だと陸は言ってくれた…。
でも、私はこんなに可愛くないし、無邪気にはしゃげる気もしないや…
なんでだろ…
「ごめん…大好きなのに。」
無意識にそう呟いていた。
――あれ?私今どうやって声出したっけ…
「あ…ああ…出せた…」
これはきっと陸のおかげだね…
でも、声が出せたのになんか嬉しくないや…
なんでだろう。
あれ?なんか眠い…誰も来ないし、寝てしまおう…
…水の中にいる感覚だった。
…ふわふわと浮いているような。
…そんな感覚。
…でも、なんだかここにいちゃいけない気がして。
…そこで目が覚めた。
それでも、声は出なかった。
みっちゃんを前にしても、話したいことを話せないで…
陸とも話せない…でも、今日陸はお花を持ってきてくれた。
松葉牡丹。花言葉は、可愛さ、無邪気。
夏来みたいな花だと陸は言ってくれた…。
でも、私はこんなに可愛くないし、無邪気にはしゃげる気もしないや…
なんでだろ…
「ごめん…大好きなのに。」
無意識にそう呟いていた。
――あれ?私今どうやって声出したっけ…
「あ…ああ…出せた…」
これはきっと陸のおかげだね…
でも、声が出せたのになんか嬉しくないや…
なんでだろう。
あれ?なんか眠い…誰も来ないし、寝てしまおう…
…水の中にいる感覚だった。
…ふわふわと浮いているような。
…そんな感覚。
…でも、なんだかここにいちゃいけない気がして。
…そこで目が覚めた。