東京女子、アイドルなう。
東京旅行1day
「暑い…」
そんな言葉も空しく、太陽はじりじりと照りつけている。
夏ってこんなに暑かったっけ…と思わせる程の暑さの中、
私、夢原葵は東京へときていた。
何故こうなったか…それは、1週間前に遡る。
* *
「ねぇ葵ちゃん…!」
話しかけてきたのは、同じクラスで私の唯一の友達であり、親友である、染沢心だった。
いや、友達が元々いないとか、そういうのじゃなくて、私が友達をつくらないんだよ。
心しか信用できないし…まぁ、あっちは私のこと友達だと思ってるんだろうけどね…。
「あ、心。どうしたの?」
「あのさ、来週から夏休みだよね!で、初日から東京の方に行けるチケットを当てたんだけど、一緒にどうかな?」
心曰く、テレビを買いかえた時に引いた抽選で、東京に旅館に1週間泊まれるというのが当たったが、親の都合が悪く、誰かを誘っていけば?と言われたらしい。
「そうなんだ!すごいね…!で、でも、何で私?」
「私ほら…人見知りでしょ?だから、あんまり友達いなくて…それに、葵ちゃんとなら絶対楽しいって思ったから!…ダメかな?」
そこまで言われたら、断るわけには行かない…それに、私遊ぶ人いないから1週間暇になるし。
「分かった。じゃあ親に聞いてみるね!」
そして、親に許可をもらい、東京にきているのだ。
最初、1週間!?と驚かれたが、予定も入っていなかったし、東京にはよくいくので、許可が下りた。
…まぁ、親がそういうの軽くokしてくれるような人だからっていうのが一番なんだろうけど。
そんな言葉も空しく、太陽はじりじりと照りつけている。
夏ってこんなに暑かったっけ…と思わせる程の暑さの中、
私、夢原葵は東京へときていた。
何故こうなったか…それは、1週間前に遡る。
* *
「ねぇ葵ちゃん…!」
話しかけてきたのは、同じクラスで私の唯一の友達であり、親友である、染沢心だった。
いや、友達が元々いないとか、そういうのじゃなくて、私が友達をつくらないんだよ。
心しか信用できないし…まぁ、あっちは私のこと友達だと思ってるんだろうけどね…。
「あ、心。どうしたの?」
「あのさ、来週から夏休みだよね!で、初日から東京の方に行けるチケットを当てたんだけど、一緒にどうかな?」
心曰く、テレビを買いかえた時に引いた抽選で、東京に旅館に1週間泊まれるというのが当たったが、親の都合が悪く、誰かを誘っていけば?と言われたらしい。
「そうなんだ!すごいね…!で、でも、何で私?」
「私ほら…人見知りでしょ?だから、あんまり友達いなくて…それに、葵ちゃんとなら絶対楽しいって思ったから!…ダメかな?」
そこまで言われたら、断るわけには行かない…それに、私遊ぶ人いないから1週間暇になるし。
「分かった。じゃあ親に聞いてみるね!」
そして、親に許可をもらい、東京にきているのだ。
最初、1週間!?と驚かれたが、予定も入っていなかったし、東京にはよくいくので、許可が下りた。
…まぁ、親がそういうの軽くokしてくれるような人だからっていうのが一番なんだろうけど。