あなたが私にキスをした。

シャワーを浴び終えて、浴室を出ると、リビングから話し声が聞こえた。




電話?

いや、だれかいる・・・?




邪魔しないように、そっと覗いて、わたしは思わず「あっ」と声をあげそうになった。








そこにいたのは、


あの、






レイカさんだったのだ――。

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