Love~Destiny~


一瞬時が止まったようだった。


瞬きすら出来ない。


言葉の意味がよくわからない。


「え?」


本当に驚いた時って
こんな間抜けな声しか出ないみたい。




「だーかーら。ルキのお嫁さんになりたいの」


少しキレ気味で言うつなみ。

止まっていた脳が高速で動き始める。

ようやく言葉の意味が理解出来た時


「えぇぇーーーっ?」


俺は絶叫していた。


つ、つ、つ、つなみが俺のお嫁さんになりたい?


何で?
何で?
何で?


どうゆう事よ?


頭の中でクエスチョンしか出て来ない。


つなみが
俺で
俺がつなみのお嫁さん…
わけのわからない事で頭がいっぱいになる。

ま、ま、まさか
あの時言った事を覚えてるの?



【ルキのお嫁さんにしてねっ!】



【僕がつなみを守ってあげるね!】


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