オレ様男子に愛されて。(下)
ケンカしちゃいました。
次の日学校へ到着し、靴箱でシューズに履きかえていると.....
「明日、遊びに行く?」
「きゃー、もう、律くんったらぁー!」
「え、遊びに行かねぇの?」
「もちろん行くぅー♡」
と、知らない女子と腕を組んで、楽しそうに歩く神崎を見た。
私は確信してしまった。
あいつは誰でもよかったんだ.....
私じゃなくても、他の誰かで神崎は別によかったんだ.....
なら、私だって!
そうして、昼休みに向かったのは.....
「こーうくんっ!
一緒に昼ごはん食べよ!」
そう、蒿くんと(神崎)のクラスである。
ゆうは今日は部活の友達と一緒に昼ごはんを食べるらしく、今日はいない。
「由奈ちゃん、一緒に食べる?」
蒿くんが聞いてくる。
「もちろん食べるよ!」
「ゆうちゃんは?」
「今日は友達と食べるんだって。」
「じゃあ、2人で食べるか!」
「いいよー。」
そして、私達は楽しく話しながら、昼ごはんを食べ始めた。