思い出の中の君


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校門に着くとなんだかザワザワしてた




周りをよく見てみると、



……ん?



なんだか見られてません?



気のせいか。



いや、気のせいじゃない、


「ねぇねぇ菜埜巴、何だか見られてない?」


と菜埜巴に尋ねると


「え?いつものとこじゃない。何を今更どうしたの?」


と、ドヤ顔で言われた。




え、どゆこと?私いつもこんなに注目浴びてるの...?




あ、そうか!


菜埜巴か!


そりゃ、目立つよね...w



「菜埜巴大変だね、こんなに視線浴びて。
さすが菜埜巴だね!!!自慢の親友だよっ!」


っと菜埜巴に言うと


呆れた顔で


「はぁ、、ある意味、大変だわ。今までもこれからも。」


と落ち込む菜埜巴、



「大丈夫!もし菜埜巴に何かあったら私が守ってあげるんだから!心配しないで」


何故か不満気な顔の菜埜巴…


えー、私じゃガードマン務まらないかなぁ?


こう見えても運動は得意方だし、



何故か分からないけどお父さんが格闘技



習いなさいって言われて



小学生高学年からずっと習ってるし!



何かあった時は私が守るからね!


「自覚ないのが一番怖いわ。目を離せないじゃないの。」



と呟いたけど、私にはよく聞こえなかった



からもう一度言ってと言おうとしたけど
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