狐と嫁と溺愛と
昨日テーブルで勉強して、そのまま⁉︎
予備の消しゴムなんて持ってないよ〜‼︎
とりあえず春乃に泣きつく‼︎
「あたしの消しゴム半分こしてあげるから‼︎」
「えっ、でも‼︎」
「親友が困ってるんだから、当たり前」
心優しき春乃様が、消しゴムを半分にしてくれようとした時。
春乃の隣から、スッと差し出された消しゴム。
「俺、二つ持ってる」
「か、貸してくれるの…?」
「ん、使えば?」
学校で1、2を争う、イケメンの龍之介くん。
イケメンなのに性格いいです‼︎
モテるのがわかります‼︎
「さすが龍‼︎あんたに消しゴムなんて必要ないんじゃないの?」
「いや、俺だって間違うって」
「学年1位がよく言うよ〜」
美男美女のふたりがそんな会話をしてる中、あたしはひたすら頭を下げた。
このふたりは同じ中学出身で、結構仲良し。
一時期、付き合ってるって噂もあったくらい。
予備の消しゴムなんて持ってないよ〜‼︎
とりあえず春乃に泣きつく‼︎
「あたしの消しゴム半分こしてあげるから‼︎」
「えっ、でも‼︎」
「親友が困ってるんだから、当たり前」
心優しき春乃様が、消しゴムを半分にしてくれようとした時。
春乃の隣から、スッと差し出された消しゴム。
「俺、二つ持ってる」
「か、貸してくれるの…?」
「ん、使えば?」
学校で1、2を争う、イケメンの龍之介くん。
イケメンなのに性格いいです‼︎
モテるのがわかります‼︎
「さすが龍‼︎あんたに消しゴムなんて必要ないんじゃないの?」
「いや、俺だって間違うって」
「学年1位がよく言うよ〜」
美男美女のふたりがそんな会話をしてる中、あたしはひたすら頭を下げた。
このふたりは同じ中学出身で、結構仲良し。
一時期、付き合ってるって噂もあったくらい。