狐と嫁と溺愛と
あっさり系のしょうゆ味。



すっごくおいしかった‼︎



「俺も嫁さんもらおうかな…」

「ラーメンと結婚したんじゃなかったか？」

「お互いガキできてさ、うちの娘が大河様の息子と結婚すんだ。玉の輿〜‼︎」

「悪いな、息子の嫁は同族だ」

「だよなぁ〜…。当主だもんなぁ〜…」



そうなのか。



あたしが、男の子を産んだら、その子が次の当主になるのか…。



変な感じがする…。



全く実感ないし、大河さんみたいな当主に育て上げる自信もないですが…。



「女の子しか生まれなかったらどうするの？」

「男が生まれるまで産んでもらう」

「えぇぇっ⁉︎」



何人産まなきゃならないの⁉︎



そんなにいらないんですけど‼︎



「楽しみだな、若が生まれるの。早く顔が見てぇよ」

「そうだな、いつかな」



いつか…産むのか…。



やっぱりそういうことするってことだよね…。



顔が熱い…。



< 245 / 582 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop