狐と嫁と溺愛と
親友
14
妖の世界から人間界に戻って数日。
大河さんは仕事に追われ、帰ってくる様子もないまま迎えたパーティの日。
「カワイイです‼︎」
「そ、そうかなぁ〜?」
「きっと当主様もお喜びになると思いますよ‼︎」
新しく作ったホテルのオープンパーティに出席。
高島さんに手伝ってもらい、支度をしてから、村上さんに乗せられて春乃の元へ。
「こんにちは‼︎」
「これはこれは春乃さん、紫がよくお似合いですね」
「ありがとうございます、村上さん」
元から大人っぽい春乃は、紫色のパーティドレス。
羨ましいくらい美人だ、春乃…。
村上さんが後部座席のドアを開け、乗り込んできた春乃は気合バッチリ。
「やっぱりナナはピンクなんだね」
「なんかね、高島さんがあたしのイメージカラーにしちゃって…」
「ナナに合ってるよ。カワイイ‼︎」
「春乃こそどっかのセレブかと思ったよ」
「だってジローさん来るんでしょ⁉︎大河さんの会社の副社長になったなんて、すごい出世だよね〜」
そういうことになってます。
妖の世界から人間界に戻って数日。
大河さんは仕事に追われ、帰ってくる様子もないまま迎えたパーティの日。
「カワイイです‼︎」
「そ、そうかなぁ〜?」
「きっと当主様もお喜びになると思いますよ‼︎」
新しく作ったホテルのオープンパーティに出席。
高島さんに手伝ってもらい、支度をしてから、村上さんに乗せられて春乃の元へ。
「こんにちは‼︎」
「これはこれは春乃さん、紫がよくお似合いですね」
「ありがとうございます、村上さん」
元から大人っぽい春乃は、紫色のパーティドレス。
羨ましいくらい美人だ、春乃…。
村上さんが後部座席のドアを開け、乗り込んできた春乃は気合バッチリ。
「やっぱりナナはピンクなんだね」
「なんかね、高島さんがあたしのイメージカラーにしちゃって…」
「ナナに合ってるよ。カワイイ‼︎」
「春乃こそどっかのセレブかと思ったよ」
「だってジローさん来るんでしょ⁉︎大河さんの会社の副社長になったなんて、すごい出世だよね〜」
そういうことになってます。