狐と嫁と溺愛と
乗り込もうとした時、彼の手が急にあたしの腕を捕まえて。
「えっ⁉︎」
「そっち、運転席。運転してくれんの?」
そう言って意地悪そうに笑った。
は、恥ずかしいっ‼︎
左ハンドルだったなんてっ‼︎
「ご、ごめんなさい…」
「カワイイね、ナナちゃんは」
そう言って手を引かれて、助手席まで連れてこられた。
紳士だ…。
こんなあたしをカワイイという言葉でフォローしてくれるなんて…。
乗り込んだ車は、バスみたいな視線の高さ。
大きいとは思ったけど、本当に大きい…。
「あっ、さっきの香水つけた?」
「いえ、まだです…」
「貸して?」
そんなにつけて欲しいの?
さっきもらった小瓶を渡すと、手首にワンプッシュ。
「好きなとこにつけて?」
「ど、どこにつけたらいいんですか?香水なんてつけたことなかったから…」
「首とかにつける人は多いんじゃない?俺は腰か胸がいいと思うけど、服着ちゃってるしね」
なんか…エロい…。
「えっ⁉︎」
「そっち、運転席。運転してくれんの?」
そう言って意地悪そうに笑った。
は、恥ずかしいっ‼︎
左ハンドルだったなんてっ‼︎
「ご、ごめんなさい…」
「カワイイね、ナナちゃんは」
そう言って手を引かれて、助手席まで連れてこられた。
紳士だ…。
こんなあたしをカワイイという言葉でフォローしてくれるなんて…。
乗り込んだ車は、バスみたいな視線の高さ。
大きいとは思ったけど、本当に大きい…。
「あっ、さっきの香水つけた?」
「いえ、まだです…」
「貸して?」
そんなにつけて欲しいの?
さっきもらった小瓶を渡すと、手首にワンプッシュ。
「好きなとこにつけて?」
「ど、どこにつけたらいいんですか?香水なんてつけたことなかったから…」
「首とかにつける人は多いんじゃない?俺は腰か胸がいいと思うけど、服着ちゃってるしね」
なんか…エロい…。