狐と嫁と溺愛と
布団の中でモゾモゾと着替えたナナは、キャミソールにショートパンツ。



「ん、エロいからダメ」



パーカーを渡すと受け取り、羽織るけど…。



俺のパーカーなんて着せるんじゃなかったと後悔する。



ショートパンツが見えてなくて、パーカーしか着てないように見える。



更にエロくなってしまったナナを抱き上げ、シャワールームへ。



「浴びておいで。昨日汗かいたまま寝ちゃったし」

「そ、それは大河さんのせい…」



カワイイ。



朝から喰べてしまいたい。



妖の世界からこっちに戻ってきて、できるだけ帰って来るようにしてる。



まだナナは夏休みだし、夜に起こしても嬉しそうに抱きつかれる。



その度抱きしめ潰したくなるけど。



シャワーを浴び始めたナナを確認してから自分の部屋へ戻り、スーツを着る。



1階へ降り、食堂へ行くと先に志鬼がいた。



どうやら志鬼、相当ジローにしごかれたらしい。

< 382 / 582 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop