狐と嫁と溺愛と
自分の居場所がないと言っていた春乃ちゃんが、一歩前進したってとこか。
「それにしてもすごいね、赤ちゃんたち。尻尾生えてるよ」
「あっ、エコー?俺見てない」
見せてもらった今回のエコー写真には、丸まって身を守るようにしている3人の姿。
マジで尻尾生えてんじゃん。
「カワイイよね、みんな」
「ひとりくらい女がいい…」
「大河さん、娘にメロメロになるタイプじゃない?ナナを溺愛してるみたいにさぁ」
そんなことは…ないと思うけど?
だって、ナナが一番カワイイと思うし。
「大河さん、子煩悩っぽいもんね」
「ナナまで…」
「そんな大河さんが見たいと思うけど。ずっと、そばで見てたい」
「見てるだろ?」
「あたしだけ先に老けて、あたしだけ先に死ぬなんて、本当にイヤだ…。あたしね、妖になりたいよ」
「…………そうか。なれるよ、お前なら」
最高にカワイイ俺だけの妖にな?
「それにしてもすごいね、赤ちゃんたち。尻尾生えてるよ」
「あっ、エコー?俺見てない」
見せてもらった今回のエコー写真には、丸まって身を守るようにしている3人の姿。
マジで尻尾生えてんじゃん。
「カワイイよね、みんな」
「ひとりくらい女がいい…」
「大河さん、娘にメロメロになるタイプじゃない?ナナを溺愛してるみたいにさぁ」
そんなことは…ないと思うけど?
だって、ナナが一番カワイイと思うし。
「大河さん、子煩悩っぽいもんね」
「ナナまで…」
「そんな大河さんが見たいと思うけど。ずっと、そばで見てたい」
「見てるだろ?」
「あたしだけ先に老けて、あたしだけ先に死ぬなんて、本当にイヤだ…。あたしね、妖になりたいよ」
「…………そうか。なれるよ、お前なら」
最高にカワイイ俺だけの妖にな?