ミルト


やっと
帰れる。





俺は
学校の門を出た。


すると
重そうな荷物を持ったおばあさんがいた。



もちろん、
持つ。




おばあさんと別れた。













少し歩くと
しゃかんで泣いている子どもがいた。


どうやら
迷子のようだ。


家を聞くと
案外近くだったので送った。




子どもを見送った。












少し歩くと
道端に財布が落ちていた。


しょうがないので
交番による。


意外と
手続きに時間がかかった。










帰り道、
土井垣内・フレドリック・プロネクテス・リカルの家に寄った。



インターホンを押すと
土井垣内 花子と言う彼の母親らしい
イケイケの外人が出てきた。












< 111 / 206 >

この作品をシェア

pagetop