ミルト



姫喜が苦しんでいた

そのときにどうして

いられなかったのだろう。








心配して
彼女がじっと見つめてきた。


『大丈夫?』



画面にある。










俺は少し迷ってから
画面に触れた。

『ごめんな』

それを見た彼女が
"?"を頭に飛ばす。







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