ミルト



俺は彼女を
抱き締めた。







彼女は
特に抵抗しなかった。








俺たちは
しばらくそのままで、

どちらかともなく
寝落ちし始めた。











静かな教室。



下では
おおいに盛り上がっているのだろう。







そんなことを考えながら
二人で抱き合ったまま寝ていた。



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