ミルト


その前に…。




「未来花って
意外と小さい?」











そばにいる男子生徒と比べると
少し小さく見える。


でも男子生徒単品て見ると
童顔のせいか小さく見える。







「あぁ?いや」



本当に
他人がいると冷たい。




「いえ!桐山くんは小さくないですよ。
僕がデカすぎるだけです。

…むしろ」







私を見てくる。



未来花も見てくる。







ううん、
二人とも見下ろしてくる。

腹立つくらいに。






「…すみませんね、
小さくて。」






私は拗ねた。

口を尖らせ、
頬を膨らませる。

ブーブー。






確かに
私は小さい。


どれくらい小さいか?



(おい、作者。
教えたら殺すぞ!?)




…と言うことなので
教えられません。

1つ言えるのは
あなたが想像しているよりも
小さいかもしれません…。





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