years
いきなりシャワーを借りて、彼は普段見ない濡れた髪。
色々予想外のことが多すぎて、聞こうと思っていたことが頭から吹っ飛んだ。


飯は食ったかと言われ、何か出された気がする。
ピザとかだったかもしれない。
いつも通り接してくる彼に、これまでの3ヶ月はなんだったんだろうと目が点になったのを覚えている。


その後少し外に出た気がする。
側に川があって、気持ちの良い涼しさだった。
やはりいつも通り棘もなく彼は接してくれることを知り、不思議でならなかった。


程なくして彼の部屋に戻った。


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