君を待つ


そう言って泣くと、

「わかった。
わかったけど、一回帰ろう?
お風呂にも入らないといけないし、制服も取りに行かないとダメでしょう?」

私は、その言葉に、頷いた。

そして、

和也の手にキスをして、
その場を立った。


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