君を待つ


最後の力を振り絞って、私にさよならと伝えてくれたんだ。幸せにしてくれたんだ。



すごく泣いた。
すごく、叫んだ。

死のうとした。

だけどそんな時に、いつも、風が吹いていた

まるで、


『泣くな、生きろ、美和』

というように


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