陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。



✱✱✱


今日は土曜日。


俺は昨日から嬉しくて中々、眠れなかった。
ガキかよ!って思われるかもしれないけど、朝も早くに目が覚めて、待ち合わせ時間になるのが待ち遠しかった。


何度も服装のチェックをしたり、髪型のチェックをしたりして中々、落ち着かなかった。


そしてそろそろ家を出る時間になり、俺は家を出て車に乗って待ち合わせ場所の駅まで向かった。


駅には待ち合わせ時間の20分前に着いた。


車の中で待っていたら、翼がこっちに近づいてくる姿が見えて、俺は車から降りた。


「翼!こっち!」


「あっ、幸太!早かったんだね?」


「さっき着いたからそんな待ってもねぇよ!
じゃあ車に乗れよ」


「うん」


そう言って車に乗った。


「何処で買ったらいい?俺、よくわかんねぇからさ!」


「じゃあ最近できたショッピングモールとかどうかな?
店舗もかなり入ってるみたいだし!」


「じゃあそこに行きますか!」


そう言って俺は車を走らせた。
翼が助手席に乗っていて、車の中ってのもあるけどそれだけでドキドキしていた。


暫く車を走らせるとショッピングモールに着いて、車を駐車場に停めて二人で中へと入って行った。


子供服売り場を探して中へ入ると翼は目を輝かせていた。
翼のお兄さんの所は3月には女の子の双子の赤ちゃんが生まれるって言ってたしな。


色々と見てまわって、ピンクの服に肌着に帽子に靴下を選んでもらい、後は先々で使えるから離乳食の食器のセットも一緒にあげると助かるよと言ったかららそれも一緒に買った。


俺が買い物を済ませると、翼は赤ちゃんの服や子供服を見ていて、その姿を見てると自然と笑みが溢れてやっぱ好きだって思った。


そして翼は色々と迷いながらも甥っ子と生まれてくる双子ちゃんに服を買った。
選んでる途中に誰かに電話して服のサイズを聞いて服に下着に靴下を買った後は、一緒に靴屋さんに付いていって甥っ子の靴も買っていた。


そんな翼に俺は「どれだけ甥っ子が好きなんだよ」と言って笑った。


買い物が終ると時間はお昼になっていて、二人でご飯を食べることにした。




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