陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。
車に乗ると翼は俺に言った。
「何で急に結婚の話を進めだしたの?
聡が一人で進めるから全然、ついていけなかったし。
挨拶に行くって言ってくれたら私だって会話に参加できたけど聞くだけで精一杯だったよ。
それに一緒に住む事も決まってビックリしちゃったし。」
「今日のお昼に俺、言ったよな?
今日はお仕置きするって!
俺だって焦ってる訳じゃないけど翼の事が好きすぎて、誰かに取られるんじゃないかって口には出さなくてもいつも不安に思ってるんだよ!だけど翼はまだ早いとか、結婚してからでいいみたいに言うし、俺の気持ちなんて知らないだろ?」
「聡…」
「俺は翼と毎日、一緒に居たいんだよ。
仕事が遅くなっても翼が家に居ると思えば頑張れるし。
俺と一緒に住むの…嫌なのかよ…」
「嫌じゃないよ!毎日、一緒に居られるのは私も嬉しいよ?
ただ、まだ両親にちゃんと挨拶もする前から一緒に住むのも違うかなって思ってたからさ。
だけど聡がそこまで不安に感じるなら聡と一緒に住むよ!」
「ありがとう!」
こうして俺の作戦は成功して一緒に住む事が決まった。
その日の夜、俺はそのまま翼の家に泊まる事にした。
付き合う前は出来なかったけど、今は堂々と翼に触れる事が出来る。