陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。
私は洗い物を済ませてお風呂に入った。
今日は色々とあったな…。
あの時は舞子が許せなかったし憎いとも思った。
だけど部長が言ったように舞子達よりも幸せになればいいんだよね?
いつか私にも幸せだって思える日がくるのかな?
私はお風呂から上がり、リビングに向かった。
「おっ!上がったか。
今から飲み直して一緒にゲームしようぜ!」
何故かテンションが高いし。
部長はそう言ってビールを冷蔵庫から二本持ってきて私にビールを一本、渡した。
てか…私の家だから!と言いたいけどビールは部長が買ってくれたから文句なんて言えなかった。
「格闘ゲームもあるし今からしようぜ!」
そう言って二人でする事になった。
「ちょっと!今のズルイ!」
「はっ?勝負にズルイもあるかよ!」
「もう一回するから!」
「これで何回目だよ?もう止めて違うのしようぜ?」
「ダメ!もう一回!」
そして挑んだ勝負。
私が勝って凄く満足した。
多分、手加減してくれたんだと思う。
私は中々、勝てなくてビールを結構、飲んだせいか眠くなった。
「おーい!翼?寝てんのか?」
そう私を呼ぶ声が微かに聞こえた気がしたが私はそこで意識が途絶えた。
「可愛い奴…」
そう言って部長は私にキスをしたのを私は知らない。
✱✱✱
何だか温かい…。
久しぶりに感じる人の温もり。
何だか居心地がいい…。
「…んっ」
目が覚めると私はベッドで寝ていた。
それに何か違和感がある。
何故、私の身体に腕が…って私を抱きしめて部長が寝ていた。
う、嘘…。
だけど服は着てるし何もないよね?
ベッドから起き上がろうとしても部長の手がしっかりと私の身体を捕まえていて起き上がれずもぞもぞしていた。