陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。
サプライズは突然に!



もうすぐクリスマス。


会社の女性陣は彼氏とデートだとか合コンだとか言ってる。


私は一人寂しく自分の誕生日でもあるしケーキを食べる予定。


そしてイブの日は毎年恒例で会社全体でクリスマスパーティをするらしい。


私は入社したばかりだからどんな感じなのかわからないけど、工場の人達も交代勤務以外の人は全員参加らしい。
こられない人の為に社長からケーキとその日だけ特別に手当が一万円付くらしい。


それにこの時期は忙しくて、年末年始もあるから残業が増えた。


そして今日は土曜日。
私と亜沙美は休日出勤していた。
月曜日から忙しくなるから前倒して半日だけ出勤している。
工場にも足を運んだりとバタバタしていたがやっと仕事が終わり、亜沙美と帰る準備をした。


「今からお昼食べに行こ?」


「そうだね」


私は亜沙美とランチに行くことにした。


お店に着いて二人でパスタを注文した。


「所で、部長とはどうなの?」


「べ、別になにも…」


急な質問に私はドキッとした。


「何その反応!翼は分かりやすいな!
さぁ時間はあるし話してもらおうか?」


もはや亜沙美は刑事で私は犯人みたいだ。


ちょうどパスタがやってきて「食べたら聞くから」と亜沙美に言われ苦笑いしか出来なかった。


食べ終わると亜沙美は待ってましたと言わんばかりに「で?部長と何があったの?」と聞かれた私は先週の事を話した。




< 35 / 142 >

この作品をシェア

pagetop