陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。
「あれ?このゲーム進んでるけどあれからゲームしたんだ?」
「しましたよ!昨日の夜に少し。」
「今から行く洞窟は結構、敵が強いから俺が進めるから!」
そう言ってゲームを進めだした。
私はそれを後から眺めていた。
ヒロくんとはこんな風にゲームなんかしなかったけど、部長はゲームとか好きみたいだしその面では気が合うのかもしれない。
部長が進めるのを見ながら私は攻略本を見て支持をする。
何だか楽しくなって気がつけば0時を過ぎていた。
「もうこんな時間!ゲームは止めてお風呂に入ってきて下さい。」
「ああ、そうだな!それとも一緒に入るか?」
「入りません!」
「即答かよ!じゃあ先に入らせて貰うよ。」
そう言って部長はお風呂に入った。
部長がお風呂から上がると私も入った。
風呂から上がり髪の毛を乾かし歯磨きを済ませて部屋に戻ると部長はベッドで横になって寝ていた。
「寝てる…私のベッド…。」
部長を揺さぶっても起きる気配がなくて、私も眠くなったからコタツで寝ることにして、部長に毛布を掛けた。
すると急に私の腕を掴んだ部長はそのまま私をベッドへと引っ張り、部長に抱きしめられてしまった。
「ちょ、何するの?」
だけど返事はなく寝息が聞こえる。
それに抜けだそうとしても抜け出せなくて、私は睡魔に負けそのまま諦めて眠りに就いた。